3冊挙げてみました。
僕が絵描きを始めようと決意することになった書籍です。「絵を描くことは誰にでもできる、ただしそれにはコツがある、さあそのコツを伝授しよう」とそんな感じの書籍です。絵を描くことは誰にでもできるとの語りはとても新鮮で、それまで 27年間ほとんど絵を描こうとしなかった僕に、ひとつの決意を与えてくれました。要するに「技術書」です。
非常に詳しく書かれている書籍でおすすめなのですが、残念な点が 2点あります。
この 2点の欠点を克服するために、僕はこのウェブページを製作することになったのでした。
追記。2013年1月17日に決定版 脳の右側で描け[第4版](amazon)が発行されるとのことです。期待の再販ですね。発売直後はレビューも少ないだろうけれど、多分、より洗練された書籍になっていると期待します。
「脳の右側で描け」が技術書であったのに対して、この書籍は「創作人になるには」という精神的なところを扱っています。創作人になるために、モーニングページとアーティストデートを薦めています。例えば、料理の場合、包丁の扱い方という技術を極めても、作りたい料理が思い浮かばなければ、技術を習得した意味がなくなってしまいます。「技と心」の両方があってはじめて創作ができる。この書籍は、その心を育むための実践書です。
この書籍に書かれたワークを実践することで、作品のアイデアが浮かんだり、作品をより良くするアイデアが浮かんだり、あるいは創作への恐怖感や羞恥心、嫉妬といったさまざまな感情と対話し、創作人になるための精神状態になっていけるものと思います。僕は、2012年2月の終わりにこの書籍を購入しました。
2013年1月9日にずっとやりたかったことを、やりなさい。2(amazon)が出版されました。どちらかというと既に創作を開始した人向けの内容です。僕は購入し、今はゆっくり実践している最中です。とても難解な書籍ですが、春夏秋冬のようにいろいろな局面を経て、創作活動がゆっくりと生活に溶け込んでいくのだなあと思います。
模写するためには、素材が必要です。僕はポケモンをお薦めします。上記の書籍を僕は愛用していますが、少し古いので、最新作に合わせた書籍を購入されると良いと思います。ポケモン書籍をおすすめする理由は以下の 4点です。
どうしてもお金が惜しいって人はポケモンずかんをどうぞ。
ポケモンに興味がない? …気にしない気にしない。模写の練習のために利用するんですから。僕はポケモンのゲームを遊んだこともないし、アニメや映画を見たこともありません。それでも、描いていると楽しいですし、少しずつ愛着も湧いてきますよ。