"Share" ボタンを追加する | Drive API和訳 [アプリ・開発]

この記事は、Google Drive™ APIに関する記事を和訳したものです。
原文: Display the sharing dialog
元記事のライセンスは CC-BYで、この和訳記事のライセンスは CC-BYです。
自己責任でご利用ください。
和訳した時期は 2019年6月ころです。

ユーザに、あなたのアプリから Driveファイルを直接共有させるには、JavaScriptベースの Google Drive共有ダイアログを使用することができます。あなたのアプリは、"Share" ボタン、あるいは、あなたのアプリのデザインに最適なメカニズムから、ダイアログを起動することができます。 Drive共有ダイアログを有効にするには、ダイアログスクリプトを追加し、あなたの UIに起動ボタンあるいはメカニズムを追加する必要があるでしょう。

ダイアログスクリプトを追加する

起動ページにこのスクリプトを追加します:

<head>
...
<script type="text/javascript" src="https://apis.google.com/js/api.js"></script>
<script type="text/javascript">
    init = function() {
        s = new gapi.drive.share.ShareClient();
        s.setOAuthToken('<OAUTH_TOKEN>');
        s.setItemIds(['<FILE_ID>']);
    }
    window.onload = function() {
        gapi.load('drive-share', init);
    }
</script>
</head>

プレースホルダ <OAUTH_TOKEN>は、承認されたユーザの OAuth2アクセストークンに置換されなければなりません。 <FILE_ID>を、共有するためのファイルの IDに置換してください。

起動ボタンを追加する

あなたの UIのボディ内の適切な場所に、次のような行を追加します:

<button onclick="s.showSettingsDialog()">Share</button>

ユーザがこのボタンをクリックし、showSettingsDialog()が呼び出されたとき、スクリプトはダイアログ(それはモーダルです)を表示する処理をします。

ダイアログが正常に機能するには、ユーザは、OAuthトークンの IDにマッチする Googleアカウントに現在サインインしていなければなりません。