- この記事は、Google Drive™ APIに関する記事を和訳したものです。
- 原文: Java Quickstart
- 元記事のライセンスは CC-BYで、この和訳記事のライセンスは CC-BYです。
- 自己責任でご利用ください。
- 和訳した時期は 2019年6月ころです。
Drive APIにリクエストを行う単純な Javaコマンドラインアプリケーションを作成するには、このページの残りの部分で説明されている手順を完了します。
前提条件
このクイックスタートを実行するには、以下の前提条件を必要とします:
- Java 1.7以上
- Gradle 2.3以上。
- Google Driveが有効である Googleアカウント
Step 1: Drive APIをオンにする
新しい Cloud Platform projectを作成するためにこのボタンをクリックし、Drive APIを自動的に有効にします:
Drive APIを有効にする
ダイアログが表示されたら、DOWNLOAD CLIENT CONFIGURATIONをクリックし、あなたの作業ディレクトリにファイル credentials.json
を保存します。
Step 2: プロジェクトを準備する
-
あなたの作業ディレクトリにて、新しいプロジェクト構造を作成するために次のコマンドを実行します:
gradle init --type basic
mkdir -p src/main/java src/main/resources
-
作成した
src/main/resources/
ディレクトリに、Step 1でダウンロードしたcredentials.json
ファイルをコピーします。 -
デフォルトの
build.gradle
ファイルを開き、そのコンテンツを次のコードに置換します:
Step 3: サンプルをセットアップする
次のファイル名およびコードを伴うファイルを src/main/java/
フォルダ内に作成します。
Step 4: サンプルを実行する
次のコマンドを用いてクイックスタートをビルドし、実行します:
gradle run
サンプルを初めて実行するとき、アクセスを承認するよう求められるでしょう:
-
サンプルは、あなたのデフォルトブラウザにて新しいウインドウあるいはタブを開こうとするでしょう。 もしこれが失敗したならば、コンソールから URLをコピーし、手動であなたのブラウザにてそれを開きます。
もし、まだあなたの Googleアカウントにログインしていなければ、ログインを求められるでしょう。 もし、複数の Googleアカウントにログインしているならば、認証のために使用する 1つのアカウントを選択するよう求められるでしょう。
- Acceptボタンをクリックします。
- サンプルは自動的に進行するでしょう、そして、ウインドウ/タブを閉じても良いです。
ノート
- 認証情報は、ファイルシステム上に格納されるので、以降の実行では認証を求められないでしょう。
- この例の認証フローは、コマンドラインアプリケーションのためにデザインされています。 ウェブアプリケーションにて認証を実行する方法については、Using OAuth 2.0 for Web Server Applicationsを参照してください。
参考文献
- Google Developers Console help documentation
- Google APIs Client for Java documentation
- Drive API Javadoc documentation
- Drive REST API reference documentation
トラブルシューティング
このセクションでは、このクイックスタートを実行しようとしたときに遭遇するかもしれない、幾つかの一般的な問題について説明し、可能な解決策を提案します。
This app isn't verified.
機密性の高いユーザデータへのアクセスを提供するスコープをリクエストしている場合、ユーザに表示される OAuth同意画面に、警告 "This app isn't verified" が表示されるかもしれません。 これらのアプリケーションは、その警告および他の制限を取り除くための検証プロセスを、最終的には通過しなければなりません。 開発段階では、Advanced > Go to {Project Name} (unsafe) をクリックすることによって、この警告を追加し続けることができます。