XMLビューアー

XMLビューアー

XMLファイルは、テキストエディタで開くことができます。ただ、XML独特のツリー構造を視覚的に把握するためには XMLビューアーがあると分かりやすいです。それなら、「XMLファイルを閲覧するために XMLビューアーをダウンロードする必要があるのか」ということになりますが、標準的なウェブブラウザ(Internet Explorerや Firefoxなど)は、XMLビューアーとしても機能します。本ウェブサイトでは、ところどころに Firefoxの画面をキャプチャして解説していきたいと思います。

XMLビューアーとしてのウェブブラウザ

純粋な XMLビューアーであれば、XML形式のファイルのみを開くことができ、その表示形式は XMLの中身によらず純粋にその構造を表現するのかもしれません。しかし、ウェブブラウザ(Internet Explorerや Firefoxなど)はウェブブラウザであり、純粋な XMLビューアーではないので、以下のような動きをします。混乱しないようにご注意ください。

  • ウェブブラウザは XML形式以外のファイルを表示することができます。ただのテキストファイル(.txt)、 PNG, JPEGなどの画像ファイルなどの他、音声ファイルや動画ファイルを扱えるかもしれません。が、これらは、XMLファイルではないものも含まれています。
  • XML形式のファイルを、XML独特のツリー構造ではなく、内容を解釈して表示します。ウェブブラウザはホームページを表示するのですから、XHTML形式(XML応用規格のひとつ)のファイルはウェブページとして表示されます。また、SVG形式(XML応用規格のひとつ)もまた、ツリー構造ではなく、画像が表示されます。
最終更新: 2014/05/20 , 公開: 2014/05/20
▲top