学習の心構え

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学習の心構え

学習には心構えが必要です。以下、4点を意識するならば、より多くのことを理解できるのではないかと思います。

間違っているかもしれないと思うこと

本サイトの記述はところどころ間違っていると思います…多分、たくさん間違っています。理解したり覚えることも大切ですが、鵜呑みにしないこともまた大切です。なぜそうなのか、本当にそうなのか、といった疑問を自身で突き止めることは勉強になります。

なぜたくさん間違っているのか。主な理由は、以下の 3つです。

  • 認識違い・無知
  • 時代の変化
  • 敢えて

認識違い・無知

僕の勉強不足です。これが一番多いと思います。

例えば、哺乳類はすべて胎生だと思っていたので「哺乳類はすべて胎生です」って記述したけど、哺乳類の中には卵生の動物(例えばカモノハシ)が存在することを知らなかった場合などがあります。

時代の変化

僕が時代の変化についていけてない場合があります。あるいは本サイトを記述した後の時間の経過により状況が変わった場合があります。

例えば、「自動車はガソリンまたは軽油で動きます」って書いたけれども、科学技術の進展により、電気自動車や燃料電池自動車が実用化された場合などがあります。

敢えて

敢えて間違った記述を書いておく、ということもあるかもしれません。

カモノハシの例にしても電気自動車の例にしても、今のところ特殊な事例です。基本を習うべき段階で、いちいち「こんな例外もあんな例外もあります」と書き始めたら、本文が例外の記述だらけになってしまって、読むほうが訳が分からなくなる可能性があります。

例えば、「自動車はガソリンで動きます。ただし、軽油で動くものもあれば、電気で動くものもあります。さらに、燃料電池で動くものもあれば、エタノールで動くものもあります、昔は木炭で動くものありました」と書いていたら、とても混乱します。なので、間違った記述だと分かっていながら敢えてシンプルさを重視する…ということもある訳です。

また、たとえ話についても、当然、実体そのものを例えて表現している関係上、誤解を与えたり、意味するところが分からなかったりすることがあります。それでもなお、例え話は有用と思い、ところどころで使用しています。

2回は読みましょう

文章は最低 2回読みましょう。

はじめて文章を読むとき、この後、話がどの方向に進むか分かっていません。なので、やはり理解度は落ちます。2回目に文章を読むときは、その話の結論なり方向性が分かっているので、理解しやすい。

例えば、小説ならば、1回目ですべての伏線を伏線だと認識することは難しいかもしれません。でも、2回目なら「ああこれは伏線だったんだな」と思うことがあると思います。

どんどん調べましょう

インターネットが当たり前、検索エンジンが当たり前の時代になりました。wikipediaがあって当たり前の時代になりました。分からないことはどんどん調べましょう。すべてを理解できなくとも構いません。少しでも理解できたならばそれは大きな進歩ですし、調べるという行為がまた重要な要素だと思います。

他のドキュメントを読むこと

書籍や他のドキュメントを利用することも大切です。XMLについて、このウェブサイトとは異なった視点から見ることで、XMLについて多面的に理解できるようになることでしょう。

参考書籍は次の項で紹介します。

最終更新: 2014/08/06 , 公開: 2014/02/23
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