アノテーション

本ウェブサイトでは、アノテーションは「@Override」のみを使用しています。また、少しだけ「@Deprecated」が登場しました。他にも、幾つかのアノテーションが定義されています。

アノテーション「@Override」は、以下の場合にメソッド宣言のひとつ手前の行に記述します。

1. サブクラスでメソッドをオーバーライドする場合。
2. サブクラスで抽象クラスの抽象メソッドを実装する場合。
3. インターフェイスの抽象メソッドを実装する場合。

特に1番の場合、アノテーション「@Override」を記述しないと、メソッドの綴りミスをした場合でもビルドエラーになりません。そのため、バグの発生に遅れる可能性があります。このような場合に、アノテーション「@Override」を記述することで、ビルドエラーとなるため、バグに素早く気づくことができます。具体的には以下のように使用します。

	@Override
	public String toString() {

アノテーション「@Deprecated」は、そのメソッドが非推奨である場合に、メソッド宣言のひとつ手前の行に記述します。本ウェブサイトでは、スレッドの章にて、このアノテーションが使用されたメソッドを使用しました。