ポリシーファイルの設定方法

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概要

Javaアプレットでは、アプレット内とアプレット外とのコピー&ペーストは基本的には認められていません。

本ドキュメントでは、当サイトを例に、アプレット内とアプレット外のコピー&ペーストを許可する設定方法を解説します。

動作環境

本ドキュメントでは、以下の環境での設定方法となっています。異なる OS や Java のバージョンの場合には、適宜読み替えて対応してください。こちらとしても、分かる範囲では適宜、情報を追加していく予定です。

  • OS: WindowsXP HomeEdition, Windows7
  • JRE: JRE 1.6
  • .java.policy ファイルを今までに作ったことが無い

ポリシーツールの起動

「C:\Program Files\Java\jre6\bin」ディレクトリに存在する「policytool.exe」をダブルクリックします。

アイコン

するとポリシーツールが起動します。

ポリシーツール起動画面

ポリシーエントリの追加

「ポリシーエントリの追加」をクリックします。すると新規ウインドウが表示されます。

ポリシーエントリの追加

本サイトでのアプレット内外のコピー&ペーストを許可する設定をすることから「CodeBase」に「http://www.milk-island.net/-」と入力します。最後に「-」を付けるのを忘れないで下さい。

ポリシーエントリの追加・入力完了

アクセス権の追加

「アクセス権の追加」をクリックします。すると新規ウインドウが表示されます。

アクセス権の追加

「アクセス権」に「AWTPermission」を設定します。右側に java.awt.AWTPermission が自動的に挿入されます。

「ターゲット名」に「accessClipboard」を設定します。右側に accessClipboard が自動的に挿入されます。

「アクション」は何も操作せず、そのままとします。

アクセス権の追加・入力完了

最後に「了解」をクリックして、ウインドウを閉じます。

ポリシーエントリの画面

ポリシーエントリの画面は以下のようになっているはずです。

ポリシーエントリの設定完了

「完了」をクリックして、ウインドウを閉じます。

ポリシーツールの画面

ポリシーツールの画面は以下のようになっているはずです。

ポリシーツールの設定完了

設定ファイルの保存

「ファイル」メニューの「別名保存」を選択します。

WindowsXPの場合、「C:\Documents and Settings\(ユーザ名)」ディレクトリに移動し、ファイル名を「.java.policy」として保存します。

Windows7の場合、「C:\Users\(ユーザ名)」ディレクトリに移動し、ファイル名を「.java.policy」として保存します。

ブラウザの起動

ウェブブラウザが起動された状態であれば、一旦、ウェブブラウザを終了し、再び起動させれば、今回の設定は有効になり、当サイト内のアプレットにおける、アプレット内とアプレット外とでのコピー&ペーストが有効になります。

最終更新: 2011/04/11 , 公開: 2011/04/11
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