Windows環境への Ethnaインストール

みるくあいらんどっ! > ドキュメント > Ethna


はじめに

以下の手順で導入します。

  1. 前作業
  2. XAMPPのインストール
  3. XAMPPの起動
  4. pearのアップデート
  5. Ethnaのインストール
  6. helloプロジェクトの作成
  7. ブラウザで閲覧

前作業

Apacheを起動するために、あらかじめポート 80番を解放する必要があります(MySqlを起動するためにはポート 3306番を解放する必要があります)。必要に応じて、コマンドプロンプトを起動し、netstatを使用して、ポート解放を確認してください。これらのポートが既に他のソフトウェアによって使用されている場合、後の工程で詰まります。

例えば、skypeを以下のように設定しているならば、skypeを起動中はポート 80番が解放されていません。この場合には、skypeを終了するか、またはチェックボックスを外してください。

画像

XAMPPのインストール

XAMPP for Windowsのサイトから、ZIP形式のファイルをダウンロードします。インストーラ版はアンインストールのときにひと手間かかるので、今回はインストーラ無しの方法でインストールします(サイト内の記述の「B方式」のことです)。

  1. ZIPファイルをダウンロードします。本ドキュメント記述時点での最新版は「XAMPP Windows版 1.7.7, 2011/9/20(xampp-win32-1.7.7-VC9.zip)」でした。
  2. ダウンロードしたファイルを、Cドライブのルートディレクトリに移動します。
  3. Cドライブのルートディレクトリに移動したファイルを、解凍します。

Cドライブのルートディレクトリに、xamppディレクトリが生成されれば成功です。

XAMPPの起動

C:\xamppディレクトリの xampp-control.exeを起動します。XAMPP Control Panel Appricationが起動します。

画像

Apacheを起動するために、Apacheの右側の Srartボタンをクリックします。「Running」と表示されれば正常に起動しました。起動を終了するためには、Stopボタンをクリックします。MySqlを起動する必要がある場合には、同様にして起動してください。

ブラウザを起動して http://localhost/ と入力することで、Webサーバの起動を確認できます。

pearのアップデート

本ドキュメント記述時には、Ethnaを PEARコマンドでインストールするために、PEARのアップデートが必要でした。

コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。右クリックをすると、Windows7の場合、以下のようなメニューが表示されます。ここから「管理者として実行」を選択します。

画像

まず、次のコマンドでカレントディレクトリを変更します。

C:
cd \xampp\php

続いて、次のコマンドで PEARをアップデートします。

pear upgrade pear

Ethnaのインストール

次のコマンドで、Ethnaの PEARチャネルを登録します。

pear channel-discover pear.ethna.jp

続いて、登録したチャネルを使用して、Ethnaをインストールします。

pear install -a ethna/ethna

これで Ethnaのインストールが完了しました。

Helloプロジェクトの作成

コマンドプロンプトを起動してディレクトリを移動します。プロジェクトを作成する場合には、管理者権限にする必要はありません。

C:
cd \xampp\php

続いて、次のコマンドで Helloプロジェクトを作成します。XAMPPの初期状態では、C:\xampp\htdocsディレクトリ以下が Webサーバを通して見られるようになっています。

ethna add-project -b=c:\xampp\htdocs\hello Hello

ブラウザで閲覧

ブラウザで http://localhost/hello/www/ を開きます。Helloのページが開けば成功です。

最終更新: 2012/04/07 , 公開: 2012/04/07
▲top